子どもが冬休みに入ると朝から晩まで一日中、家の中で一緒に過ごすママが多いのではないでしょうか。
育児中のママに向けた雑誌などでは、冬休み中に子どもと一緒にたくさん遊んであげるのが素敵なママのような印象を与えているものもありますね。
果たして本当に、子どもが冬休みだからといって、一緒に遊ぶことが理想なのでしょうか?
今回は、どんな風に過ごすのが、子どもと親にとって理想なのかをご紹介しましょう。
子どもと一緒に遊ぶのが「理想のママ」ではない!
全国のママさん方に申し上げたいのが、ママの考える「理想のママ」と子どもの考える「理想のママ」は、まったく違うということです。
一般的に、世の中のママさん達は冬休みだから、子どもと一緒に遊んであげなくちゃ!と思う人が多いと思いますが、子どもにとっての「理想のママ」は冬休み中は放っておいてくれるママです。
放っておいてほしいといっても別に家事や育児を放棄しろと言うわけではなく、朝は子どもが自分の好きな時間に起きて、早くしろと急かされることなく朝食を取り、その後は自分の思いのままに過ごさせてくれるママです。
強いていえば、自分の好きな食事やオヤツが食べたいときに出てくるのが最たる子どもの理想ですが、ママは子どもの執事ではないのでそこんとこは妥協させるようにしておきましょう。
普段は幼稚園や学校に行っている子ども達は、実は親が思う異常にかなり忙しい生活をしているんです。(子ども談)
もしあなたが理想のママを目指しているのであれば、自分にとっての理想のママではなく、子どもにとっての理想のママになりましょう。
一日中ダラダラとテレビをみようがゲームをしようが、「冬休みなんだから」怒らずに好き放題、子どもが飽きるまで遊ばせておきましょう。
子どもに遊ぼうと言われたら一緒に遊ぶ!
冬休み中の子どもは、親が気にかけて一日のスケジュールを決め、遊んでやる必要なんて本当にありません。
これぞまさに余計なお世話というものです。
子どもにとっての理想のママは、子どもがママと遊びたいと思ったときに「今忙しいからあとでね」などといわずに一緒に遊んでくれるママです。
ママがヒマになったときや気が向いたときにだけ、子どもと一緒に遊ぶだけで、私って理想のママだわぁ~なんて、調子こかないように気を付けましょう。
とはいってもママは家事で忙しいときもあり、、
下の子のお世話や料理中など手の離せないときもあるでしょうから、そんなときには、自分の手伝いをしてもらってから遊んであげるようにしましょう。
子どもはママが一緒に遊んであげれば満足するので、冬休み中はママも家事を手抜きして、子どもと一緒にゆっくり過ごすのもおすすめです☆
普段通りに家事をしても、子どもが一日いるだけで家の中はオモチャが散らかったり、テーブルの上にはコップが置きっ放しになっていたりするので、片づかなくてイライラしてしまいがちです。
家事や子育てを完璧にしようと思わずに、子どもにとっての癒し系ママになって、がみがみ言わずに冬休みを楽しむのが秘訣です。
「子どもと一緒に」という概念を捨てる!
理想のママはとにかく「子どもと一緒に」という概念を持っているママが多く、固定観念に縛られてしまっている人が多くいます。
冬休みだから子どもと一緒に遊ばなくちゃ!とか、子どもと一緒にお出かけしなくちゃ!とか、そんなの一切考えなくても大丈夫。
幼稚園児の場合にはママと一緒に遊ぶのが楽しくても、小学生になり学年も大きくなってくると、ママには悲しい出来事ですが、お友だちと一緒の方が楽しいのが本音です。
口うるさい姑なんかと同居していると、子どもと一緒に遊ばないママは極悪人!というような失礼極まりないことを言われたりもしますが、親が思うほど子どもはママと一緒にはこだわらない子が多いです。
自宅の近くに実家があるとか義実家が近い場合には、冬休み中には子供だけで遊びやお泊りに行かせるのも、ママが冬休みできて、子どものいない時間を楽しめて良いですよ。
子どもとベッタリ一緒にいるからとか、子どもと一緒にたくさんお出かけしているとか、これぐらいで理想のママにはなれません。
異常に子どもと一緒なのをアピールしたがるママもいますが、他人はほとんど気にしていないので、必要以上に子どもと一緒にこだわらないことも大事です。
子どもと一緒に遊ぶということにこだわらず、子どもは、楽しそうだと思えば掃除でも料理でも必ず手を出して来るので、そのときに子どもに手伝ってもらうだけでも、子どもにとってはママと一緒に楽しんでいることになるのです。
一緒に遊ぶということにこだわらずに、ママとゆっくりおしゃべりをするだけでも子どもにとっては楽しい冬休みになるのです。
冬休み中には子どもにお手伝いをしてもらう!

普段は幼稚園や学校に行っている子ども達に、冬休み中は徹底的にお手伝いをしてもらうとママも家事がラクになるのでおすすめです。
日常的なことで、幼稚園や学校では教えないことを、各家庭のやり方でママが教えるのは大事なことです。
冬休み中には必ずお正月をまたぐので、日本の伝統行事である正月飾りなどの準備や片付けを手伝ってもらうのも、ただ一緒に遊ぶだけよりも子どもにとっては役に立つことが満載です!
普段子どもがいないときに買い物へ行っているママは、冬休み中には子どもと一緒にお買いものに行って荷物を持たせたり、物の値段を教えるのもおすすめですね。
冬休み中だからと気合を入れて、子どもに勉強の無理強いをするのは避けるようにしましょう。
苦手なお勉強を克服させるのは良いことですが、ママが熱血で勉強させすぎると、子どもは勉強も親も嫌いになってしまうので要注意です☆
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