
子どもが幼稚園に入ると同時に、ママを悩ませるのが幼稚園のPTA役員ではないでしょうか。
入園前や入園後のPTA役員に関する噂話をたっぷり聞かされているので、できれば役員は避けて通りたい!と思う人もいると思います。
こればかりは子どもの入園した幼稚園によることが大きいのですが、親の負担が激しいところと、先生も一緒にやってくれるのであまり負担には感じないところがあります。
PTA役員なんて絶対に面倒くさいし、役員同士の付き合いとかトラブル起きたらイヤだし断りたい!と思っている人も多いはず。
今回は幼稚園のPTA役員を断るときの、上手な断りかたをご紹介します。
幼稚園によって役員制度や仕事内容が異なる
幼稚園の役員は、すべての幼稚園が同じということはありません。
本当に各幼稚園によって全く違うので、どうしても役員になりたくない人は、子どもが入園する前にPTA事情を入手して先輩ママに役員情報を聞くのがいちばんです。
幼稚園の規模や、イベントの種類や数に加えて園児の数も関係してくるので、我が子の入園するところでは、どうなのか?入園前の行事案内などを見てもわかるかも知れません。
イベントの多い園や、親子参加が多いところなどは、必然的にPTA役員やママ達の出番も多くなります。
先輩ママなどもいなくて聞ける相手がいない場合には、直接子どもの入園希望の幼稚園に電話して先生に質問するのもアリです。
幼稚園役員を断る理由に「2人目を考え中なので」ってアリ?
ハッキリ言って、この断り文句はありません。
周囲のママ達の批判を一手に買うだけになるので避けたほうが無難です。
2人目を考え中なのは、実際に他の家庭でもある上に、いつ妊娠するかもわからない未来系の話に「あぁ、それでは仕方がない」と素直に納得してくれる人はほとんどいません。
同時に「不妊治療中なので」ということわり文句も、よく思われないので注意しましょう。
元から一人っ子と決めている人なら良いのですが、経済的な理由で子どもは1人しか無理!という家庭もあり、他所のママさん達の地雷を踏むことになるので気を付けましょう。
実際に「2人目を考え中なので」となんとか役員になるのを逃げきった人で、あとからメチャクチャ陰口を叩かれているのを見たことがあります。
2人目を妊娠中のママでも、ヤル気のある人は普通に役員に参加していたりするので、断るときの台詞としてはむずかしいですね。
このことわり文句で幼稚園役員を逃れても、朝夕の送迎時や行事のときなどで顔を合わせたときに周囲に響き渡るような大声で「どう?2人目作ってる~?」なんて言う人もいるので注意しましょう。
自分が幼稚園役員をやりたくない理由をはっきりさせる
なぜ、自分は幼稚園の役員をやりたくないのか考えたことはありますか?
面倒くさいというのがいちばんの理由だと思いますが、他にも子どもがいる場合には小学校や中学校などで役員をやっているので、時間的に余裕がなくて幼稚園役員までは手が回らないという人もいるでしょう。
他で役員を引き受けている場合には、実際に時間が取られてしまうので忙しくて無理なので、これはハッキリとことわる理由になるので、堂々としていましょう。
単純に人付き合いが苦手で、幼稚園役員をやりたくないという人には、悩むよりもやってみれば実際は言うほどでもなかったということもあります。
下に小さい子がいて、預ける場所がないので役員はやりたくないという人は「下の子を同伴でも良ければできます」と先に伝えておけば、無理な場合は役員免除されるばあいもあります。
絶対に幼稚園役員ができないとき
誰になにを言われようが、私は絶対に幼稚園の役員はやりたくない!という鉄の意思を持つ人もいるのではないでしょうか。
陰口を叩かれても、耳に入る距離で悪口を言われても、気にしない代わりに役員もやらないという強い意思の持ち主であれば「私は家庭の事情で役員はできません」とハッキリ大きな声で宣言しましょう。
間違ったことを言っていても、大きな声で威圧的に言われるとなかなか訂正ができにくい環境を作ってしまうのです。
少々、卑怯ではありますが鉄の意志を持って役員を断るのであれば問題ありません。
「2人目を」「引っ越しするかも」などと言う曖昧な理由よりも、「できない」と言い切ってしまったほうが勝算があります。
さすがに、そこまでふてぶてしくものが言えないという人には「旦那が役員はするなと言っている」と、旦那のせいにしてしまいましょう。
世の中には、幼稚園役員などの無償で働かなくてはならないことに対して「金にもならない」と役員同士の集まりや行事などを、子どもを幼稚園に通わせているくせに反対したがる旦那もいます。
どうしても役員をやらなくてはいけないなら
幼稚園によっては、在園中に必ず1度は役員を引き受けなくてはならないところも数多くあります。
また、役員を逃れることによって他のママさんから文句ばっかり言われて肩身が狭い思いをするのなら、案ずるよりも産むがやすしの精神で、役員をしてしまいましょう。
どうしても役員をやらなくてはならない場合には、子どもの年齢が幼いほうがやりやすいです。
年長さんになると、卒園アルバムなどの他の学年にはない仕事も追加されるので、やりたくないのにやくいんをやるなら年少か年中がおすすめです。
翌年以降は、押し付けられそうになっても「前の年にやりました」と逃げ切ることができるのでおすすめです。
仲良しのママさんと一緒に、同じ年にやってしまうのも一つの手段です。
全く知らないママばかりでは委縮してしまう人は2人でも3人でも、顔見知りや仲良しママとやるようにしましょう。
幼稚園役員をやって世界が変わることもある
人見知りのママさんや、引っ越して来たばかりでよくわからない、仲良しのママ友がいない人は、幼稚園役員をすることによって知り合いもできるので幼稚園生活を楽しく過ごすことができます。
特に、子どもが一人っ子のママさんなど、先輩ママからのちょっとした情報やアドバイスに救われることがあります。
幼稚園の先生とも接触する機会が、役員の場合は多いので仲良し度合いも上がります。
役員をするから子どもを特別視してもらえるということはありませんが、何かと気にかけてくれるようになることも。
幼稚園ママの場合は、なかなか同じクラス以外のママと仲良くなることもないので、役員を通して世界を広げていくことも楽しみましょう。
どうせ役員をやるのであれば、我が子の幼稚園のすべての年間行事の準備や後片付けも含めて思いっきり楽しんじゃいましょう!
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